貧しい生活体験談

生活苦が人の心まで貧しくさせる

聞いた話ですが、結婚と同時に家庭に入ることを決断したお嫁さんに対して、「このあたりでは、専業主婦は白い目で見られるのよ。働く者食うべからずと言うでしょう?」と、発言した姑がいました。

 

その言葉を耳にしたお嫁さん本人はもちろん、周囲にいた親戚一同も唖然として、場の空気が物凄く悪くなってしまったそうです。

 

そして、そう発言したお姑さんが育てた息子さん(つまりお嫁さんの旦那さん)は、後にギャンブルで多額の借金を背負い、夜逃げ同然で行方不明になりました。

 

お嫁さんは、一人で必死に働きながら子供達を育てたそうですが、例の姑からは謝罪の言葉も経済的な援助もありませんでした。そして姑は、自分の息子の行方を捜すでもなく、自分のところに催促にくる借金取りが鬱陶しくて、息子と実質絶縁という形を取ったそうです。

 

そもそもそのお姑さんは、若い頃から自分の亭主がギャンブルで借金をしてくるため、その返済と家計のやりくりに追われて、大変な苦労をした方なのだそうです。そんなお姑さんには、どんなに働いてもお金をもらえない専業主婦という仕事の価値を一切認めませんでした。でも本当は、そんな身分でいられる女性達が羨ましかったのではないでしょうか。

 

人間、自分に余裕がなくなると他者への配慮や優しさを忘れ、心のゆとりを失ってしまいがちです。そんな時に経済的な生活苦が心の貧しさを招き、不幸の連鎖が繰り返されるのです。

 

年老いた母親の世話をするのが大変です

私は3万円の長屋式の貸家に母親と2人で入居しています。母親は92歳で、車いす生活です。頭も体もしっかりしているのですが、股関節が悪いので歩くことが殆どできません。やっと入浴できる程度です。  

 

私は64歳で年金生活者です。私自身も心筋梗塞を起こしたことがあり医者から健康管理について注意を受けています。爆弾を抱えているようで毎日が不安の連続です。若し私に万が一のことがあったら母親はどうなるのだろうかと心配でなりません。  

 

母親にデーサービスへ行くように勧めるのですが、行きたがりません。一日の内何時間か行ってくれると私も体を休めることが出来るので行くように勧めるのですが、家から出たがりません。  

 

経済的にも楽ではありません。私の年金と母の年金などを併せて月に20万円ほどしかありません。母親は要介護4を受けていますが、サービスを受けようとしてくれません。かたくなに拒否しますので、ひょっとしたら痴呆が出てきているのかなと思っています。  

 

私には兄弟がいません。妻も子供もいません。何から何まで全て私一人でしなければなりません。こんな時に誰か身内の者がいてくれたらな時々思います。私もだんだんと歳を取って、気弱になってきました。健康と経済の問題が私に重くのしかかって来ます。